パピーニの墓
11月の初旬、フィレンツェの丘の上に建つサン・ミニアート・アル・モンテ教会まで、ジョヴァンニ・パピーニの墓参りに行ってきました
パピーニは非常に複雑な思想と理念を持った、フィレンツェの哲学者、作家です
その錯綜した思想、政治、宗教理念のゆえに、没後は全く忘れられた存在になりました
神秘家のミルチャ・エリアーデが晩年の彼のもとを訪れて、かれに教えを乞うたことがありました
かれはまた、コロンビアのノーベル文学賞作家ガルシア=マルケスに愛されました。没後はアルゼンチンの詩人ホルヘ・ルイス・ボルヘスをして「不当に忘れられた作家」と言わしめました
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