伊和中辞典との四十年
GWの前から翻訳に没頭していますが、昨日は朝の7時半から夜中の9時半まで、途中一度買い物に出たほかはずっと机についていました。電子辞書を勧めてくれる仲間もいますが、どうしても馴染んだ紙の辞書に頼ってしまいます。そこには四十年前に引いた赤いラインがあり、余白に書いた書き込みがあり、自筆の αβが記されているから
いま、邦訳しているのは十九世紀の小説です。十九世紀に書かれたものには中辞典には載っていない単語も頻出します。そんなときにはイタリア語の大辞典か、もしくは同義語辞典をひきます。それでも足りない場合は、想像の翼を広げます
一度ざっと読み、日本語に置き換えてみて、二稿、三稿でできるだけ自然な日本語になるように推敲し、練り上げます。うまい日本語がみつかったときは幸福を覚えますが、それは必ずしも机についているときとはかぎらず、車の走行中や布団の中だったりします
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