劇作家、ミケランジェロ

あまり知られていませんが、ルネッサンスの巨匠ミケランジェロ・ブオナロッティには同性同名の曾孫がいました。彼は兄の孫で、生没年は明らかではありませんが、1568年に洗礼を受けています。

巨匠も抒情詩や手紙を良くしましたが、曾孫のミケランジェロ・ブオナロッティのほうは詩人であり劇作家でした。ピサ大学に学び、ガリレオ・ガリレイに師事し、ペトラルカふうの詩を数多く書きました。舞台作品としては純真で牧歌的な戯曲『シリンガ』(1634年)『乙女タンチャ』(1638)などを書いています。


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