豊饒の角

 豊穣の角

コルヌコピアエ(Cornū Cōpiae 豊穣の角)は古代ギリシャ・ローマ時代の豊かな収穫を象徴するもので、雄牛の角から溢れんばかりの収穫物がイメージされています。

この象徴は古代の銀貨、銅貨にも打刻されています。有名なのはクレオパトラ七世のコインの裏に刻印されたもの。古代ローマでも3世紀の半ばごろまでコインに刻印されました。

コルヌは今でいうコーン。角の意味ですが、ソフトクリームを載せる三角錐の器もそう呼ばれていますね。

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