クロディウス・アルビヌス帝

クロディウス・アルビヌス(ラテン語: Decimus Clodius Albinus, 150年頃 - 197年2月19日)のデナリウス・コインを入手しました。

アルビヌスは五賢帝時代とセヴェルス朝時代のはざまに現れた僭称皇帝です。つまり、元老院によって正式にローマ皇帝と認められた皇帝ではない、自称皇帝です。196年に皇帝の名乗りをあげますが、翌197年にはセプティミヌス・セヴェルス帝によって殺害され、妻と子供たちも処刑されます。

コインからはわかりませんが、アルビヌスとはアルピノ=色白から来ている愛称で、アフリカ出身の人にしては色白だったためこの名がつけられたといいます。

イタリア文学館

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